最近はキャッシングやクレジットなど、気軽に借りられるお金が増えてきました。しかし借金が次第に増えていくと、ついどこでいくら借りていて、いつまでどのくらい返さなければいけないのかがわからなくなってしまいます。財務状況を把握しておくということは、返済計画をたてるときに重要であると同時に、もし自己破産手続きを行う場合にもきちんと返済状況を把握するため重要な意味を持ちます。
現状把握をしておくことで自己破産をする前の特定調停や任意整理などの法的手段にも利用することができます。現在の借金金額を確認しておくと、過去に支払った利息を含む返済金が過払いになっていないかが確認できるので、過払い金があった場合には元金充当額とすることができます。過去の支払い状況がわかると、その後の手続で必ず有利な状況となるので、必ず確認をしておくようにしましょう。また、借金が増えていってしまった原因についてもきちんとまとめておくことも大切です。借金が増えていく最も大きな理由は、収支より支出が多い状態が続くことです。例え自己破産手続きによって借入金が返済されても、必ずその後はお金の使い方を改善していく必要があります。
借入金が増えてきたときに気をつけた方がよいのが、意識してお金を使わないように生活することです。家計簿をつけるなど、身の回りにあるお金がどのように使われているかを見直し、健全な財務の状況にしておくように気をつけましょう。
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